《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「新入社員に贈るシリーズ・〈人間関係編〉」 -7-
私達は過去にお世話になった全ての人のお蔭でいまがある。
君自身が書き綴った、
”感謝リスト”の中のだれ一人欠けても今の君はいない。
大切なことは、
そのお世話になったことを、
『感謝しています!』
『ありがとうございました!』だけで終わらせず、
必ずそれを”返す”ことだ。
例えば、
なんとなく気が合わないAさんという人がいる。
悪い人ではなさそうだが、
言い方がキツイとか、
いつも仏頂面していて近寄り難いとか・・・。
でもそんなAさんが、
自分にとって力になってくれたBさんを紹介してくれた。
こんな時、
君にとって”お世話になった人”というのは、
BさんではなくAさんということだ。
たとえAさんとの間に価値観の違いや、
考え方の相違があったとしても、
それは”返す”べき相手として存在する。
”返す”とはなにも、
何かをやるとか、
贈り物をするとかいうことではない。
紹介していただいたBさんとのことを、
時折、Aさんに連絡し感謝の言葉を伝えること。
たったそれだけのことを”やらない”人が今の時代には多くいる。
だから、
そんなことをやる人間は、
周囲の人から極めて輝いて見えてくる。
「人間関係」の基本の基本がこういうところに存在している。