《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「ストレスを”課題”に変えて生きる人生操縦術!」 -22-
他人を陥れようとしたり、
本人のいないところで、
その人の不名誉となるようなことを、
水増しして話すようなウソはもってのほかだけど、
四角四面に少しの歪みもなく生きるコトなどまず難しい。
50,000人以上の人間を採用面接してきて、
まずほとんどの応募者が、
自分をよく見せるために少し話を創っていく。
採用する側の会社説明もまた同じように、
応募者に良い会社と思わせたくて、
作為的に表現が大きくなったりする。
私のセミナーでも、
受講生の理解を深めるために、
大げさな事例話しをすることは多くある。
この場合は、
『大げさに言えば・・・』と必ず前置きはするが、
これは人間として普通の姿であるということ。
言い換えるなら、
”偽り”と「融通」の差だろうか?
真っ正直に生きていると、
どうしても無意味に他人と衝突することが多くなる。
人生ではこの「融通」というものの調整が大事だ。
例えば、
タイムカードなどの決まりはどこの会社でも、
出社時は着替えてから打刻し、
退社時は着替える前に打刻する決まりだが、
『すまないが明日、9:00~15:00まで入れないか?』
こう無理を言って入ってもらったアルバイト。
『9:00は無理ですが9時10分過ぎくらいなら来れます!』
このアルバイトのタイムカード、
私ならその日の出社時は打刻させず手書きで、
9:00と記入するだろう。
これは正直に言うなら不正になる。
30分切り捨て切り上げ方式を採用している企業なら、
実質の出社時間は9:30になるが、
私なら月末の報告書には、
この手書きの理由をハッキリと明記する。