《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「ストレスを”課題”に変えて生きる人生操縦術!」 -12-
もう一つ。
人間関係でやっかいなことがある。
それは”嫁姑の板挟み”という言葉のとおり、
自分の妻と、
自分の母親との間で苦労する夫のことだ。
会社の中でも、
上司と部下の板挟みもあれば、
部長と課長の板挟みもり、
仲間と仲間の板挟みもある。
普通なら、
自分にとって都合の良い方について、
”○○派”と立場を鮮明にする人が多いだろう。
波風立てずに、
無難に調整することなどまず不可能に近い。
こんな時はどうするか?
それは「善意のオオカミ少年」になれば良い。
二枚舌といわれようが、
三枚舌といわれようが、
仲の悪い二人の真ん中に立たされた時は、
お互いがお互いに好意を感ずるような”善意のウソ”をならべる。
もちろん事実確認ができるようなウソはやめた方が良い。
『課長が今度の評価で君を昇格させるといってたよ!』とか、
こういうのはやめた方が良いが、
『課長のいう○○というのは・・・あれは誉め言葉なんだよ』
『君にいないところではこういう良いところもあるのになぁ~と言ってたよ」とか、
逆に、
『この前、あいつと呑んだ時、課長の仕事ぶりを尊敬しているよなことを言っていましたよ』と、
もちろんはじめは、
『そんなこと言うはずないよ!』と半信半疑だろうが、
これを1回や2回で止めず、
それこそ事あるたびに言い続ける。
間違いなく、
両者は少しづつお互いに好意を持ち始めてくる。
こんな”オオカミ少年”ならきっと役に立得るはずだ。
人間って複雑で難しいようで、
意外と単純なところもあるから・・・・。