第3,150号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「己で切り開く運命はいつでも逆転可能!」 -25-

 

私達は”感情の生き物”。
だからどうしても物事の尺度が”感情”によるところが多くなる。
仏性セミナーで学ばせていただくようになって5年弱。
仏教の世界には「悟り」という言葉がある。
文字通り”吾”の”心”。
慈悲の心、
思いやりの心、
私達はこういう言葉を表面的な部分だけ受け止め、
その本質を置き忘れてしまいがちになる。
それもまた”感情”がそうさせるのだが、
慈悲の心も思いやりの心も、
いつも言っているけど、
常に目線は自分自身でしかない。
”誰それのために!”と向き合っている内は、
「やってやった!」の域を超えず、
こういう”思い込み”はいずれストレスを生み出し、
継続性に欠けることになっていく。

サービス業におけるお客様との向き合い方も同じだ。
私達は他人の心の中になど入りこむことは不可能。
「お客様の心に身を寄せて」
これもどことなく”感情”では解るが、
こういう指導を続けていると、
お客様の”出方”だけを追い求めるようになる。
人材育成において大切なことは、
目の前の”現実”を、
「どう感じ、どう受け止め」て、
それによって自分自身が「どう思考するか?」。
それによってまた新たな”現実”が目の前に姿を現す。
これを私のセミナーでは、
「感情ー思考ー行動の法則」と呼んでいるが、
仕事とはこうあるべき。
接客とはこうすべき。
こういうスタイルで指導を繰り返していくと、
表面的な現象だけを追い求めるようになり、
「本質」をどこかに置き忘れるようになる。

「感情ー思考ー行動の法則」は、
目の前に取り組むべき仕事だけにととどまらず、
自分自身の人生を激変させる、
ポテンシャルを有しているといえる。

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