《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-66-
物事の「本質」って、
表側ではなく裏側にある。
裏側にあるから、
なかなか見え難い。
目に見える美しいことや、
素晴らしい行動、行為を否定するわけではないけど、
どんな素晴らしい行動をとった人とでも、
どんな偉業を成し遂げた人でも、
素晴らしい気持ちを持つと同時に、
”裏腹”な野心や、
下心は必ず存在する。
人間なら自然なこと。
『お客様が喜んでくださるなら赤字でも・・・』
”儲けは二の次!”・・・・
でも、
二番目には儲けを考えないと成り立たない。
企業組織の中の「在り方」も同じ。
一緒に働く仲間に”有難う”をいえば心が近づくわけではない。
人の本質的要素とは、
思いやり、
慈しみ、
優しさなど
これを「仏性」の心というが、
反して「悪性」の心も持ち合わせている。
自我、
私欲、
我儘、
強情などの要素も持ち合わせている。
だって・・・・それが人間だから。
だから試練の毎日が人生。
だから、
一緒に働く仲間に”有難う”をいうだけでは、
伝わるものなど存在しない。
私達の本質的要素が持つ喜びは、
利他によって感じられるのではなく、
利己と利他のバランスによってしか感じられない。
良い悪いではない。
全てが”自分”ということ。
他人様に喜んでいただく、
他人様のお役に立つ。
こうしたことが
世のため人のため、
お役立ちと”思い込んでいる”と、
ただの表面的な偽善者になりかねない。
お陰様で無事に65回目の誕生日を迎えられた今日、
改めて人の本質的要素を考え直しながら、
新しい1年をスタートしょう!