《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-65-
時期的に、
今月から来月にかけては
新入社員が新しい生活をスタートさせる。
私も、
内定者研修や、
入社式での講演など、
お陰様で例年、
この時期になると活動枠が広がっていく。
昔から、
毎年入る新入社員を、
”○○型”とか表現して、
その年の新人のタイプを表している。
私の時は・・・「新人類タイプ」といわれたが、
もうその新人も定年を迎えて爺様である(笑。
今日は、
そんな入社式での”思い込み”のお話しを。
私は、
毎年、新入社員の方にも、
企業の方にもお話しているけど、
間違っても、
「会社のために!」とかいう言葉を使わないこと。
昨年などは、
市長さんが入社式に来られて、
『みなさん一日も早く戦力となって、
会社のために役立つ人材になってください!』と
お話しされた後に、
私が、
『間違っても”会社のために!”などと考えないように!』
なんて話をしたから、
一瞬、
会場がざわめいてしまったことがる(笑。
どうも最近は、
「世のため人のため」
「相手のために」
「大切な人のために」
こうした言葉を間違った”思い込み”で
解釈している人が多くいる。
大切なことは・・・「全ては自分」だということ。
いつも言っているけど、
お客様に喜んでもらうためにとか、
大切な人のためにとか、
そういう現象を追いかけるのは、
紛れもない「自我」そのものということを認識すること。
それを認識しないでいるから、
行動が演技になり、
やがては疲れてきて継続しなくなる。
社会人としての自覚とは、
「自分自身と向き合うこと」
健康管理、時間管理、金銭管理、整理整頓はもとより、
ご両親への感謝。
働けるということへの感謝。
そうした意志気(意識)が自分の中にどれだけあるか?
まずはそんなところを、
しっかりと自分と向き合うことから。