《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-64-
積極的意識と消極的意識。
誰だって、
積極的意識で人生を進んでいきたい。
こういう話をすると、
すぐに、
『夢を持つことだ!』とか、
『目標意識を持て!』とか、
流行り言葉のようにいう方がいるが、
人の意志気(意識)とは、
そんな単純なものではない。
生まれてから、
3年を過ぎた頃からの、
さまざまな経験や体験。
それに加えて、
その頃からの自分を取り巻いてきた環境。
こうしたことの一つひとつが、
今の自分を創り上げている。
そこには、
その人にしか理解できない、
感じることができないことが存在している。
誰でもが、
指標をしっかりと定めれば、
行動力が高まり、
積極的意識になっていくわけではない。
そして、
そうした人の集まりが、
組織である以上、
組織もまた同じ。
目的と目標を定めれば、
組織力が高まり
組織の活性化がすぐに始められるなら苦労はしない。
組織を活性化するには、
その組織を形成している、
一人ひとりの「心」と向き合うところから始めなければ、
何も進まない。
人の消極的意識とは、
いったいどういうところから生まれるのか?
それは、
次の”10の感情”から生み出される。
1.怒り
2.悲しみ
3.恐怖
4.憎しみ
5.羨み
6.妬み
7.煩悶(ぼんもん)・・・もやもやして気分が晴れないこと
8.懊悩(おうのう)・・・行き詰まること
9.苦労
10.困惑
このいずれかを感じている時、
私達は「無理」して、
目標に向かっている状態といえる。