《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-62-
いつもブログやセミナー、講演で話しているけど、
”頑張る”という言葉は
本当は悪い意味で使う言葉。
『あの人、頑張ってるなぁ~』というのは、
軽蔑の意味を込めていう言葉で、
『もっとおとなしく温和になれば良いのに!』というのが正しい意味。
目的を達成するために”頑張る”。
これも、
本来の正しい意味は、
目的を達成することではなく、
「目的を達成するためにやれることを手抜きなくやりなさい!」
こういう意味合いが込められている。
”積極的な意識を持って!”というのも同じ。
がむしゃらに、
無理をして、
事にあたれということではない。
どんな大事に直面しても、
どんな危機が目の前に来ても、
「心」をその目の前の”出来事(現象)”によって、
揺さぶられることなく、
恐れたり、
慌てたりしないこと。
”平然自若(へいぜんじじゃく)”という言葉があるが、
ふだんの気持ちと同じように、
事に対処していくことが姿勢がとれる状態。
スポーツの世界なら、
”練習は試合のように! 試合は練習のように!”
こんな気持ちで取組めることが、
結果として、
勝利という必然結果をもたらす。
ビジネスだって同じ。
世の中に、
スマフォ片手に叩くだけで集客ができたり、
売上が上がったりするようなことは存在しないし、
成りたい姿、
目指す組織の姿を描かないと、
その目標地点には到達できないという人がいるが、
そういう先の”絵図”を描くから、
人は、
『頑張らなくちゃ!』と無理を強いる。
遠い先に目標を定め、
それを成し遂げたいと強く思うだけで、
人の行動が促進されることはない。
ただ、
『頑張ろう!』と”思い込む”だけで、
”平然自若”な意識を置き忘れていく。