《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く! -60-
”「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く”人は感情的な議論を多くすることは無い。
議論そのものは嫌いではないが、
相手が感情的に近くなり、
自分の意見を強く主張してくると、
よほどのことが無い限り、
それ以上、議論を戦わせることは少ない。
これは言いたいことが言えないのでもなければ、
『こんな人に話しても無駄だから・・・・』と、
諦めてしまうわけでもない。
よくお酒の先で、
物事の捉え方や、考え方、
受け止め方などを議論し合っている人がいる。
特にそういう席になると、
聞かれない限りはあまり応えない。
それは、
お酒が入ると人はとかく感情論が先に立って、
議論を交わし合うことが目的のはずが、
いつしか、
自分の意見で相手を打ち負かすことが
目的に変わってしまっていることに気付けていない人がいるが、
”「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く”人は、
そういう「本質」をしっかりと心得ている。
お酒の席などで議論を交わし合うことは問題ないが、
酒の力を借りて、
言葉で相手をねじ伏せることは、
あまり意味を成さないような気がする。
それなら酒を呑まずに、
素面で語り合えばよいだけのことだ。
世の中には、
折角の楽しいお酒の席を、
こういう形で壊していることに気付けていない人が多くいる。