第3,099号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く! -42-

 

人生でもビジネスでも、
勝ち負けにこだわる人は”幼児性”が高い。
”幼児性”・・・・。
つまりは「大人度」を取り上げたかというと、
実はここにこそ、
他と比べず競わず争わない人の”勝ち要素”が隠れているから。

自分は自分、他人は他人を心し、
むやみに他人と争わない。
どんな状況を前にしてもまずはそれを受入れる。
ベストではないにしても、
いつも自分の”やれること”以外には手を出さない。

こういう態度は、
ただの現状維持のように見えるかもしれない。
『いくら冷静に大人ぶっても勝たなきゃ意味が無いよ!』
『ビジネスは儲けてなんぼの世界だ!』
『優勝劣敗の世界ではそんなことしてたら生き残れない!』
こう思う人もいるだろうが、
それでも、
こういう人の安定感は抜群なのである。
大きく崩れないという点からすると、
勝ち負けにこだわる人よりはるかに安定している。

私にも苦い経験があるが、
その時に師から教えられた「負けるが勝ち精神」は今も心に深くとどめている。

例えば、
取引先とトラブルがあって、
先方は一歩も後へは引かない構え。
相手の要求をのめばこちらの完全な負け。
かといって今後のことを考えるとごり押しも出来ない。
こういう時に、
勝ち負けにこだわる人は”八方ふさがり”になる。
「負けられない!喧嘩は出来ない!」では動きようが無いから。
ところが、
「負けるが勝ち精神」で行くなら、
『ここは負けても良い!』という選択枠を持っているから。

私も一つの大きな”負け”のお蔭で、
その後の10年を楽に取組めたことがある。

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