第3,093号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く! -36-

 

対人関係が拗れる一つに”意見の食い違い”というのがある。
誰でも、
その人その人のモノの見方や捉え方というものがある。
時間が経過しなくては、
誰の意見が正しいのかなど判断する術も無いのに、
自己を押し出してくる人は、自分の意見を押し通そうとする。

私も若い頃はそうだった。
心の中では感じていても、
なかなか『そうだねぇ~!』という一言が出せなかった。
自分の意見を引っ込めて、
相手の意見を聴き入れるのは、
自分自身が負けることだと勘違いしていたから。
でも、
どんなに自分の意見や価値観に執着しても、
世の中には思い通りにいかないことが山ほどある。
自分が思い描く通りにコトが運ぶなら苦労はしない。
そんな時、
他人と比べ、競い争う人はほど強い不満を抱く。
例えば、
自分がチームリーダーになって実行しようとしたアイディアが、
チームのメンバーに受け入れてもらえなかったような時、
自分の気に入らないアイディアが結果として指示されてくると、
他人と比べ競い争う人は、
まず不満を口にする。
仕事だから投げ出すわけにはいかにが、
心の中に不満が充満しているから、
まず「気」が入らない。

ではこういう人は、
自分のアイディアが通ったら・・・・、
力を存分に発揮するかというと、
これがそうでもない。
自分自身は張り切って先頭に立って突き進もうとするが、
チームメイトの意見に耳を貸そうとしないから、
チョッと壁と思われるようなものにぶつかると、
強気で攻めることしか能が無くなるり、
結局はチームとしての成功成果は得られないことが多い。

今の時代は、
こういうリーダーは役には立たない。
なぜなら、
勝ち負けの結果現象を追い求める時代は終わり、
”共鳴・共感”の時代に突入しているから。

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