《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く! -7-
『これで良いんだぁ~!』
『これが自分のスタイルなんだ!』という、
自信とまではいかなくとも、
感覚が芽生えてきたらもう焦りは無くなる。
結局、
地味だけど、
”やれること”を「骨骨」とやっている人が、
良い結果を出すことが多いのは、
他人に振り回されるようなことも少なく、
落ち着いた精神状態の中取組んでいるからだろう。
ビジネスだって同じだ。
「他店に負けない”価値”を提供して、
圧倒的な強さで№1になろう!」などとやっていると、
いつも相手が気になって、
ピリピリしながら取組まなくてはならなくなる。
例え一時的に№1になったとしても、
その方がかえって息苦しくなる。
他店に勝つとか、
優勝劣敗などという意識は捨てることだ。
№1になれば、
いつ№2が迫ってくるのか?
こんどはオドオドしながら、
追ってくる競合の足音に耳を澄ませ、
もう自分のことなど振り返ることさえ忘れていき、
結果現象だけを追うようになる。
これは行動心理学からもいえる「原理原則」だ。
他と争う気持ちを強く打ち出している時というのは、
一見すると、
パワフルに振舞っているように見えるが、
自分のペースは完全に見失っているものである。
こういう取組み姿勢はまず永く続かないどころか、
負けを自覚させられた瞬間にガクンと力が抜けたように、
「気」が衰えていく。
結局は仕事をしているのではなく、
他との競争をしているだけで終わってしまうものである。
そう!
私達は他社・他店と競争しているのではなく、
「仕事」をしているのである・・・「自分の仕事」を!