《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は自分自身で創造するもの!」 ー17-
「気」を遣うなら、
相手に対してではなく自分に対して使うことだ。
どうもこういうことを、
表面的に捉えて勘違いしている人が多くいる。
他人を思いやる。
他人に対して気配り・心配りをする。
こういう言葉を耳にすると、
相手の好むことをすれば良いと”思い込む”。
それは大間違いだ。
私も40代位まではそうだったが、
「気を遣う」というえば、
自分を押し殺してでも、
相手の喜ぶことをしてあげることだと思い込んでいた。
サービス業での仕事も同じ。
”お客様への目配り・気配り・心配り”と耳にタコが出来るほど言われたデパートマン時代。
そうなると、
毎日毎日、
出勤するとロッカールームの鏡に向かって、
まずは”笑顔つくり”の猛練習(笑。
”笑顔つくり”だから「作り笑顔」の何物でもない。
スーツは常に折目を正し、
糸埃など1本も付着することなく、
靴は鏡磨きでピカピカにして、
大きな声で接客用語を唱え、
『いざ!戦場へ!』という気持ちで挑んだものだ。
でも今から考えてみれば、
どれもこれもそんなことは”あたり前のコト”ばかり。
笑顔は、
自分が無我夢中で取組んでいれば必然的に出てくるし、
アピアランス(身だしなみ)は社会人として当然のこと。
接客用語は、
大きな声など不要で聞こえることが絶対条件なだけ。
今でもこういう人材教育をしているところが多くあるけど、
これを受け止めるスタッフの方はただただ疲れるだけ。
ましてや、
お客様に対して”気を遣え”といわれているからなおさらだ。
そんなことをしているから、
とんでもない方向に「気」を遣うようになっていく。
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