第3,004号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「後ろを振り返るより前を見ろ!」 ー48-

 

私の実父は大腸癌を患い、
65歳という若さで逝った。
祖父も大祖父も、
同じ大腸癌で皆、
65歳で黄泉の国に旅立っている。

私はいま67歳と5カ月だが、
60歳を過ぎた頃から、
この大腸癌と65歳という年齢に対して、
どこかで大きな恐怖と不安を抱えていた。

癌は”異常な細胞”が猛烈なスピードで、
無制限に自己増殖してしまう病だという。
癌になる得る”異常な細胞”は、
絶えず私達の体内に生まれてくるらしいが、
通常の状態なら免疫監視機構によって発見され、
免疫細胞により壊されていくが、
ところが何かの事情で発見が遅れ、
壊しそこなうとこれが生き延びて癌になるらしい。

この癌の発見や破壊に大きな影響を与えているのが、
紛れもなく、
私達が持つ「気」の働きだそうである。

『もう俺の人生は終わった!』
『これで何もすることが無くなった!』
『これからどうしたら良いのだろうか?』と、
今この瞬間の「気」を失うような経験・・・、
定年退職、転職、事業の失敗、家族との死別や原因の解らぬ病、
こういうものと向き合った時、
その目の前の”出来事(現象)”をどう受け止めるか?
これで自分の免疫力が決まってくる。

65歳を迎えるまで、
正直、
『俺も65までなのだろうか?』と不安に駆られていたが、
考えてみれば、
人は皆、
死する時は決められているもの。
それをどう不安がったところで変えられるものではない。
だったら、
『いつ死んでも良いように生きよう!』
そう受け止め方を変えたら・・・・今度は・・・

『もう少しで俺も70歳かよぉ~』が愚痴のようになってきた(笑

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