《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「後ろを振り返るより前を見ろ!」 ー47-
私がアリゾナで大交通事故に遭って、
あわや左足切断という大手術を行った時、
左足付け根の局部麻酔で手術が行われた。
先生が『今から入ります!』と・・・・その一言が、
横たわる私の脳に刺激を与え、
メスが私の左足に入る画像を想像させた。
左足の付け根がメスで大きく開かれ・・・・。
実際には3㎝程度切り込んだだけ(笑。
それでも術後に、
『もう30分遅れていたら骨に接して切断でしたね』
こういわれた時は身震いがした。
実は、
この手術の直前に私はとんでもないことを先生にお願いした。
それは、
アシストする看護婦さんが持っていた
バインダーの書類の裏側に、
「私、医師の〇〇はこのオペに命を懸けて取組みます!」と一筆書いていただいたことだ。
その代わり私も、
「このオペの結果がどうなろうと一切、術後の異論は唱えません!」と書き記した。
後で先生が『こんな患者さんは初めてです』と笑われたが、
私は医師と患者という
”関係”を超えた「関係性」を築きたかっただけ。
薬を飲む時は、
「これは必ず効くと信じて飲むこと!」である。
疑いを持って飲む薬はまず効き目はない。
ビジネスも人間関係も同じ。
”疑い”からは何も生み出さない。
この先生とのやり取りが、
入院2カ月といわれたのを28日にして退院させ、
リハビリ半年といわれたのを14日にして、
松葉杖生活1年といわれたのを3カ月で終わらせてくれたと、
私は今でも確信している。