《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「後ろを振り返るより前を見ろ!」 -25ー
目の前のことに愚直に懸命に取組んでいる人は、
満面の笑顔で、
絵に描いたような夢を語る人よりも、
地味だけれどもどこか輝いて見える。
何度も言うけど、
夢を持つことが悪いといっているのではない。
遠い先に夢を描いて、
なかなかそれが手に入れられずに、
次第にイライラと不満が溜まっていくより、
足元をしっかりと見据えて、
この瞬間瞬間を一歩一歩、
まるで小さな小石を積重ねるように歩く。
これが”人生の真理”だと感じている。
絵にかいたような夢を追いかけていると、
友人が成功したり、
豪華客船で世界一周の旅に出たなどと聞くと、
自分の夢への達成度と比較して”羨ましさ”だけが噴出してくる。
ましてや、
その自分の描いた夢が、
形どころか設計図にもなっていないと、
一時的な”羨ましい”ではすまなくなってくる。
悔しさと、
相手への嫉妬心までも呼び起こし、
自分自身をふがいない人間と
自己批判までするようになってくる。
不満や嫉妬を生み出すような夢なら、
何のための夢かわからなくなる。
人生でもビジネスでも、
目指す目的地というのは、
そう簡単に目の前にはやってこない。
自分自身が、
今目の前の”やれること”を一つひとつ積重ねていく以外に、
私達には術はない。