第2,946号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」 -66ー

 

会社では仕事を通して、
それぞれが結果を出すことが求められる。
私達はどうも、
この「結果」ということに振回される。

最近、
仏性セミナーで学んだことに、
「”目的”を達成したいなら”目的”を捨てろ!」という言葉あった。
最初は、
チョッと耳を疑ってしまったが、
よくよく聞いていくと、
まさに”真理=「原理原則」”を教えてくれていた。

富士山の山頂を目指す時、
その”目的”は「富士山の山頂に立つ」ということになる。
「”目的”が明確になると、
私達は自然と、
それに向かって行動するようになるから、
しっかりと”目的”を明確にすることが大切」と語る人もいるが、
どうも、
私達の感情というものは、
そう単純にはできていない。

大学で学んだ心理学を思い出したが、
人は、
”目的”を持つと、
100%それに翻弄されることになる。
「何としてでも達成しなくちゃ!」
「必ず達成してやる!」
意気込みは理解できるが、
そういう指導はもう30年以上も前の取組み方だ。
「富士山の山頂に立ちたい!」という気持ちが強くなると、
私達はその頂しか目に入らなくなる。
富士山の頂までに行くには、
一合目から順に昇っていくしか道は無いのに。
頂きだけ見詰めながら山道を歩いていれば、
足元はおぼつかなくなる。
まずは頂きという”目的”は捨てて、
一合目の”標識(目標)”を目指すことだ。
そして、そこにたどり着いたら、
そこまでのことを振り返り、
装備を点検し直して、
次の二合目の”標識(目標)”を目指す。

仕事もこれと同じことがいえるような気がする。

で・・・それとプライベート・コミュニケーションの関係は?
それは明日。

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