《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」　－63ー

新入社員のみなさんも、
同期の仲間や、
同じ部署の人達とのつながりも深まり、
仕事帰りに呑みに行ったり、
休日には、
どこかにレジャーに出られたりすることも
多くなってきたと思う。

職場の人達と
プライベートな時間を共に過ごすのはとても良いこと。
なにしろ、
家族といるよりも長い時間を共に過ごす関係にいるのだから。
もちろん、
そういう関係のなかで、
”真の「関係性」”が築けないまま、
馴れ合いになって、
間違いを間違いだと
指摘することすらやらなくなるようでは困る。

いつも言っているけど、
”関係”は簡単につなげることが出来るが、
「関係性」はお互いの信頼行動がその礎になっており、
お互いに、
お互いの立場で”やること”をしっかりやらなければ、
「関係性」を築き上げていくことは不可能だ。

世の中には、
”仕事の効率化”や、
”仕事で成果を上げる法則”とかいう書物が多く出回り、
もっと安直な考えなのは、
いつも笑顔でニコニコ、
目の前の人誰にでも、
「お手伝いすることありませんか？』と声をかけ、
誰かのお役立ちを意識して、
誰かの力になり、
勇気を与え、
喜びを与える。
「関係性」とはそういうことを目指すことと
書いてある全く意味不明なビジネス本もあるが、
「関係性」とは”信頼”そのもの。

仕事を効率化したければ周囲との”信頼”を深めること。
これ以外には存在しない。
”信頼を深める”とは、
やれることをしっかりとやることだけだ。
やりもしない前から、
「無理だ！」とか、
「時間が必要だ、人手が足りない、予算が無い！」で、
何一つ手を着けなにのではなく、
「与えられた条件の中で知恵を絞り工夫をして、最善の努力を持って向き合う意志力と行動力」
これだけが、
”信頼”という盾を支え、
君の大きな武器になっていく。