《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」 -61ー
『あの人にリーダーシップがあるとは思えない!』
どこの職場でも、
自分達のリーダーの誰かには、
こんな思いを寄せたことがあるだろう。
それぞれのリーダーと、
同じ時間を少しでも共有したことのない私には
何ともいえないが・・・・。
一つだけハッキリといえることは、
「リーダー」とは、
”職位が上にいるいる人だからリーダー!”というわけではないということ。
役職や職位は、
リーダーの本質とは全く無縁なところに存在している。
私が好んで行く場所の一つに、
長野県の小布施町というところがある。
人口15,000人にも満たない小さな田舎町である。
ここは浮世絵師・北斎ゆかりの地で、
晩年、
この地に逗留した北斎が数々の名作生み残した地でもある。
この小さな小布施町を、
毎年100万人を超える観光客が訪れるようにしたのは、
実は、
フラッと日本にやってきたアメリカ女性だ。
名前は忘れたが、
彼女はこの地に来て、
『ここが自分の居場所だ!』とピーンときて、
そのままこの地にある酒造場で働き始めた。
そんな彼女が、
北斎をこの地の”町おこし”の原動力にしようと提案した。
当初、町の人達は、
そんなことはとても無理な話と思い込んでいたが、
「悩むなら行動!」を信条としていた彼女は、
ニューヨーク大学やロンドン大学で教鞭をとる、
北斎の研究家達の説得に走り回り。
例年ヴェニスで開催されていた”北斎国際会議”を、
何と長野の片田舎で開催してしまった。
凄い意志力と行動力だ。
彼女の足跡はそれだけではない。
続きはまた明日のブログで!