《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」 -48ー
新入社員の頃は”失敗”は山ほど経験する。
『なんでこんなことまで言われなきゃならないんだぁ~?』と、
理不尽とさえ思えるようなことも多くあるだろう。
”失敗”をして、
上司からお小言いただいたら、
せっかくいただくんだから、
それを活かさなきゃ損だ。
”仕敗”は誰でもすること。
”仕敗”をすること自体はそれほど大した問題ではない。
問題は、
その”失敗”という経験を活かせないことだ。
私の受講生の中にもいる。
気持ちの良い人間で、
一言でいうと”優しい良い人”というイメージがピッタリ。
酒を酌み交わしたり、
ゴルフをする分には全く問題の無い、
すこぶる楽しく”良い奴”なんだが、
事、
ビジネスやそれに類することになると、
”気”が利かないというか?
間が抜けているというか?
一言でいうなら”マメな人間”ではない。
連絡一つとっても、
いつもこちらからしないとしてこない。
いわゆる、
「報告・連絡・相談」というのが、
全くタイミングがズレて行うタイプ。
だから上にいる役職の人も、
重要な役目を与えるのに躊躇する。
こういう人は、
自分の”失敗”という現象を、
たんに”現象”としてしかとらえていないから、
叱られたりすると、
その時だけはシュンとなるが、
のど元過ぎれば何とかで、
直ぐに忘れてしまう。
全ての物事には、
「要因と原因」が存在している。
これは「真理=”原理原則”」なのに、
その「真理」を無視するかのように生きているから、
手の中に「獲った!」と思う成果も、
いつの間にか指の間から零れ落ちて無くなってしまう。
”失敗”はいくらしても良いが、
同じことは2度しないこと。
そしてそれを「活かす」こと。
これを忘れたらビジネスマンとしては失格だ。