第2,908号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」 -29-

 

婦人水着コーナーの夏らしいアイディア。
本部長にいきなり振られ、
『任せてください!』と安請け合い。
この頃は子供だったなぁ~。
もう目立ちたい一心。
「自分は他の新入社員とは違います!」といいたげに・・・。
だいたい、
直属の上司の許可を得ることすら忘れて・・・(笑。

席に戻ったら、
もう早速、
イメージを膨らませて、
B4のコピー用紙(当時は結構高値の備品だったのに・・・)を、
コピー機のところからたんまり持ち出して、
デスクの上でお絵書きが始まった。
その内、上司がやってきて、
『来週号の表紙のイメージか?』
『いえ!婦人水着コーナーのイメージを・・・』
『なんでお前がそんなことやってんだぁ~?』
『はい!営業本部長に言われまして・・・』
『馬鹿者ぉ~!』
上司の怒涛のような声がオフィスに広がる(笑。
そりゃぁ~そうだ。
私はあなたの部下で、営業本部長の部下ではありません。
直属のT課長は、
そのまま私のデスクの電話を取って営業本部長に電話。
(「やばぁー!」
私はT課長のそばで直立不動状態)。

電話を切ると、
『禰宜~!やるからには本部長を唸らせろ!。
但し、期限は今日から3日だけだ!良いな!』
そしてまた、
『任せてください!』の馬鹿セリフ(笑。
その日から、
最終電車で帰る3日間。
そして・・・とんでもないのが完成!

コーナー全体の床に砂を敷き詰める。
その上には、
貝殻などをまき散らし、
ヤシの木を3~4本設置する。
水着コーナーの中には、
海の家を再現して、
ラムネや軽食が食べられるようにする。

こういう企画で営業本部長の元に・・・。
するとそれをペラペラと見ただけで、
『こんなもん出来るわけないだろう!バカかぁー?』と、
いきなりの雷。
止めれば良いものを、
『そんなことやってみなくちゃ判りませんよぉ~』と、
生意気な一言を発して、
すると本部長が、
『じゃぁ~君が責任者でやってみろ!
T課長には私から許可を得るから・・・”全て任せる!”』で、
また無茶ぶりが(笑。
でもこれが私のその後を大きく変えてくれた。

続きはまた明日のブログで!

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