《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」　－28－

「考より行（こうよりこう）」の二つ目の”行（こう）”。
これがやれない人が多い。
デパートマンだった新入社員の頃、
営業の一番偉い人から、
ある時、
社内報の原稿を頂きに本部長室に出向いたら、
『君か？高卒で初めて人事部に配属になった禰宜君は？』と、
いきなり聴かれ、
思わず、
『高卒ではいけないのですか？』と返したら、
『なるほどぉ～面白い子だなぁ～』
（別に面白いことなど言ってないけど・・・）
趣味とか、
学生時代に好きだった科目とか、
入社の動機とか、
まるで採用面接のように質問されて、
急に営業の仕事の話になり、
『売場に行きたかったんだってなぁ～？』
『はい！』
『デパートマンというのは毎日がアイディア勝負だ！
特に売場の人間はそれが切れたら、
ただの”売り子”に成り下がる！』

（この人が噂に聞く、”闘うデパートマン”といわれた人かぁ～）
そんなことを考えながら、
適当に相槌打って応えていたら、
『あのなぁ～。5月のＧＷが過ぎたら、
婦人服売り場に大々的に水着コーナーがオープンする。
そのコーナーを夏らしく演出したいんだが、
なんか良いアイディア無いか？』
（そんなこと新人のそれも事務方の俺に聞くなよぉ～）と思っている自分の口からとんでもない言葉が出てしまった。

この続きは明日のブログでお話しするが、
「行（こう）」というのは恐れていたらダメということ。
30歳位からかなぁ～、
この”恐れ”を感じだしたのは？
「出来るかなぁ～」
「失敗したらどうしよう？」
そんな気持ちが、
この「考より行」の”行”を止めてしまう。