第2,904号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」 -25-

 

「仕事は”武道・神道”なり!」
この考え方からいうなら、
仕事の全ては”礼”にはじまり”礼”に終わらなければならない。
常に「礼儀」を尽くして取組んでいれば、
周囲は必ず気付いてくれる。
大切な人を紹介してくれたり、
耳寄りな話があれば情報を提供してくれる人も現れてくる。
仕事というより、
社会の中で生きていく上で大切なことが「礼儀」といえる。
但し、
この「礼儀正しさ」の「本質」を知らないと、
形ばかりの見せかけになる。
言葉とか、
表情とか、
態度とかという薄っぺらなものではない。
敬語は完璧。
満面の笑顔に、
腰の低そうな物腰で接してきても、
チョッとした行動で、
直ぐにその化けの皮は剥がされていく。

「礼儀正しさ」の「本質」とは、
”自分を律する”姿勢そのもの。
約束は守る。
借りたもの、受けた恩は礼を持って返す。
こういう小さなことは、
必ず仕事の中に出てきてしまう。
例えば、
別の目的で集まっているコミュニティーで、
ここぞとばかりに身勝手な営業活動をして空気を乱したり、
自分に得が無いと感じたら全く連絡をしなくなったり。
私のような講師をしている人の中にもいる。
立派なことを壇上で語ってはいるが、
講演が終わると、
使用したホワイトボードはそのまま。
マーカーペンはあちらこちらに散在し、
使いっ放しの状態で退室していくような人。
特に大事なのは時間だ。
これを守れない人は、
どんなに能力があろうと半人前。

つまり、
「礼儀正しさの”本質”」とは”相手を尊重すること”に他ならない。
時間というのは、
全ての人に平等に与えられ、
止まることのない不可欠なもの。
時間を破る、
約束を破るとは、
そんな相手の命ともいえる時間を奪い取ることになる。

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