《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」」 -19-
『〇〇君!どうだ仕事は”楽しいか?”』
職場では新入社員が、
こんな言葉をたまに会う本社の幹部社員からかけられる時期。
「仕事は”楽しく”なくてはダメ!」
「仕事は”楽しむもの”だ!」
「”楽しみながら”仕事をしろ!」
「”楽しく”なかったら仕事じゃない!」
こういう言葉をよく口にする人がいるが、
私はそうは思わない。
やっぱり仕事って”厳しい”ものだと思っている。
人様からお金を頂戴するということは、
自分がそれに見合う”対価”を提供しなければ
頂けないものと感じているから。
それに、
”楽しさ”というのはどういう感覚のことをいっているのか?
時々、疑問に思うことがある。
私がゴルフが大好きだ。
ゴルフの前の日になると、
明日の朝は早起きしなくてはならないのに、
子供が遠足を明日に控えた夜のように、
興奮して眠りにつけないことが多くある。
でも、
ゴルフをやりながら”楽しさ”というものを実感したことは無い。
“楽しさ”とか、
”楽しい”という感情は、
そのことに夢中になって取組んでいる時には、
人はそれを自覚することはできないはず。
なぜなら、
楽しくて楽しくて、
時間も経過も忘れ、
”無我夢中”でそのことに取組んでいるから。
つまり、
上司のこの言葉。
『どうだ仕事は”楽しいか”?』とは、
「仕事に無我夢中に取組んでいるか?」
そう聞いている言葉なのである。
だから、
間髪空けずに、
『はい!楽しいです!』などと応えると、
優秀な上司はこう返してくる。
『そうかそれは良かった。
もっともっと仕事を楽しむようになってくれ!』と。