《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」 -16-
時間が流れるスピードというのは、
年齢を重ねるごとにどんどんと早くなっていく。
それは毎日毎日、
やることが増えてくるからではない。
1歳の時には、
1年という時の流れが、
脳の中では1/1に感じられていたものが、
20歳になると1/20になり、
60歳になると1/60になるからだ。
67歳の私に比べたら、
22歳の君は、
約3分の1のスピードで時間が進んでいることになる。
このスピードを活かさない方は無い。
よく、
『そんなことは若い内にやることだ!』といわれることがあるだろうが、
若いからこそ、
やれる作業があり、
出逢う人がいたり、
読む本があったり、
行くところがあるような気がする。
そうしたこともまた、
人として生きていく「糧」の一つになっていく。
君達新入社員は、
既に18年~20数年という時間を生きてきて、
いろいろなことを学習してきたはず。
でも、
これからは、
その学習したことを活かして、
「自責」で生きていくという、
初めての体験世界が待ち構えている。
自分が会得してきたこと、
自分の考えそのもの、
自分のやり方が正しいかどうか?
その評価は最初っから望まない方が良い。
まず3年は、
あれこれ考えないこと。
特に、
他人と競い合ったり、
一番になろうとか、
誰かの役に立とうとか、
余計なことに気を持っていかれないようにして、
何事に対しても、
”素直”な気持ちで向き合って、
目の前のことに、
無我夢中で取組んでみることだ。
結果はその都度、
必然的に付いてくるから・・・・。