第2,870号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「シンプルに生きれば悩み事の90%は消えていく!」 -56-

 

目まぐるしく変化する世の中で、
今の人達は、
”超”のつくような速いテンポで毎日の生活の送っている。
電車に乗ってものんびりと車窓を眺める人は少なく、
ほとんどがスマフォ片手に忙しく指を動かし、
ベッドに入ってさえもスマフォを手放さず、
一日のほとんどの時間がそういうことに費やされている。
頭を使うことは多くあっても、
感性や感覚を刺激するようなことが
極端に減ってきているような気がする。
人間社会で生きていくうえで大切なのは、
知識や教養ではなく、感性や感覚だと思う。

桜の花が満開の季節だが、
桜の花そのものの美しさ、
花びらから繰り出されるような春独特の風情。
そういうものを静かに感じていたい季節なのに、
今は、
桜の花はインスタ映えする
”対象物”としかとらえていない人も多くいるような気がする。
私は脳科学の専門家ではないけど、
感性や感覚を育むには脳を休ませ、
脳の神経伝達物質であるセロトニンの分泌を
活性化させる必要があることぐらいは解る。
SNSの発達は私達に便利と楽しさをもたらしてくれてはいるが、
これに翻弄されるようになると、
私達の脳は休む暇が無くなってしまう気がする。
怒りっぽくなったり、
車の運転でも切れやすくなる人は、
脳を休める時間を作り、
感性や感覚を育んだ方が良い。

「花に逢えば花を打し、月に逢えば月を打す」
これは”花に逢った時はその花をしみじみと味わい、
月に出逢ったらその月を感じるままに味わう”という意味の言葉。
豊かな感性や感覚を取り戻すには、
「無為の時間」を少しでも意志気(意識)して持つように。

さぁ~人生67回目の歳を迎え、
さらに感性と感覚を磨いて生きていこう!

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