《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-26-
今日の”思い込み”は本当に多くの人がやっている。
なおかつ、
まったくそれに気付けないでいる人も多い。
それは、
”やりたくない言い訳を、
さも、
出来ない理由のように語ること”
私自身も思い当たるところは多くある。
日常生活でもそうである。
『パパ!○○やって!』と妻から頼まれると、
決まって、
『えっ!いま?』って聞く。
『後で!』とかいう言葉は付いていないんだから、
”いま”に決まっている。
職場でよく耳にするのは、
『A君○○やってくれ!』
こう、
上司に支持されると、
『えっ?私ですか?』
そばには君しかいないし、
A君って名指しで言われているのも関わらず。
それから、
チョッと難しそうなこと、
やったことがないこと、
自信がないことなどに対して多いのが、
やってもいないのに、
『それは無理ですよぉ~!』の一言。
振り返ればいかに多いことか。
こういう意識や姿勢は、
可能性をゼロにしてしまう。
それから、
こういう”思い込み”の会話も、
ビジネスの世界では
生産性を低下させる大きな原因となる。
上司:『A君!この資料をコピーしてB部長、C課長、Ð係長に手渡しておいてくれ!』
A君:『ハイ!解りました』
A君は資料をコピーして、
B部長に、
次にC課長に、
Ð係長のところに行くと、
外出していて手渡せなかったので、
デスクの上に置いてメモを残してきた。
しばらくして、
指示を与えた上司が、
上司:『A君渡してくれた?』
A君:『行ったんですけど・・・Ð係長が・・・』
これって、
言い訳から入ってるでしょ。
正しい返答は、
『まだです!』となり、
それから、
Ð係長には手渡しが出来なかってことを
報告しなくてはならない。
なんの問題もないように思えるやり取りだが、
こういう小さな”思い込み”が、
生産性を大きく低下させる
大きな原因になる。
いまは、
こういうところを指導する管理職も少なくなった。