《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜　猛（ねぎ　たけし）です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている！」－25－

私の愛読書の中に、
ジェームス・アレンが書いた
「原因と結果の法則」という本がる。

この本は、
聖書に次ぐ、
世界のベストセラー本だが、
私はこの本を51歳の時に、
英語の辞書を片手に７カ月もかかって読み上げた。
まっ！
自己啓発本の原点のような本だが、
デール・カーネギーやナイチンゲールも
この本から大きな影響を受けたそうである。
中身は、
般若心経に通ずるところもあり、
まさに、
私達に”思い込み”の愚かさを教えてくれている。

その中に、
特に心に残るフレーズがこれ。

「私達を取り巻く環境は、
真の私達自身を映し出す
鏡にほかならない！」

”五感”だけに頼って、
物事の表面的なことを追いかけ、
時に右往左往し、
時に一喜一憂してると、
人生もビジネスも
どこかに「本質」を置き忘れたままになりかねない。

中に、
こんな言葉もあった。

「愛する人を大切に思うなら、
相手に喜びを感じてもらおうとするな！
相手の表情や態度は、
あなた自身の心の証、行動の証でしかない
愛する人に喜んでもらいたいはあなたの自我」

思わず『えっ？！』と思うような言葉だった。
私はサービス業で永く生きてきて、
それまでは、
『お客様に喜んでいただくために・・・』とか、
『お客様にお店の価値を伝えることが仕事』とか、
”思い込んでいた”けど・・・・。

「原因と結果の法則」
”結果”・・・・、
それは”原因”があって起こり得るもの。

目標とか、
目的とか・・・・やはり意識して求めるものではない。

”目的意識を強く持て！”とは、
諦めないで出来るまでやるんだとか、
そういった精神論を語っているのではないということ。