《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「シンプルに生きれば悩み事の90%は消えていく!」 -40-
『何事も”結果”なんだよ”結果”!』
こう口にする経営者を時折見かけるが、
”結果”を重視すると、
人は手段を選ばなくなる。
手段を選ばなくなると、
物事の「本質」からは遠ざかり、
一時的な成功成果を手に入れても決して永続きはしない。
なぜなら礎となるものが全く存在しなくなるから。
人生も仕事も、
スポーツだってそうだ。
結果を先に描かないことだ。
「結果」というのは、
なった結末の果てだから、
後からしか付いては来ない。
先は見ないこと。
見つめるのは”足元”だけ。
先を見るから、
『失敗したくない!』という気持ちが沸き起こる。
そうなると、
慎重というレベルを超えて、
”石橋を叩いても渡らない”という状態に陥る。
これはもう保身というべき姿だ。
それでも失敗があるのが人生。
そんな時に、
そういう人は、
今度はその”失敗”を隠そうとする。
こうなるともう最悪の状態だ。
どんな小さな失敗でも、
それを隠すと、
必ず、
それを超える二次問題を誘発する。
どんな時にも、
”失敗”した時の最優先は、
事実だけを正直に報告し、
自分の足りないところを素直に謝罪することしかない。
どんなに上手く隠しとおせたとしても、
”失敗した”という事実現象だけは消すことはできない。
当事者の潔く非を認める姿勢は、
周囲の人の協力を生む可能を持っているが、
隠し事をして、
それが後になって露見したりするような結果になると、
今度は、
当事者の周囲からは
協力者という存在が無くなる可能しか待ってはいない。