《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「シンプルに生きれば悩み事の90%は消えていく!」 -31-
相手のミスや失敗を期待してまで勝ったところで、
いったい何が残るのだろうか?
そんな卑劣で未練がましいことは、
”恥ずべき事”と誰もが解っている。
でも、
こういうことが現実にビジネス社会で起こっている。
それまでして、
”勝ち”という「現象」を手に入れて。
部下や仲間達と心底、
美酒に酔いしれるのだろうか?
もう人生でもビジネスでも、
他と比較して”勝ち負け”を考えることは捨てた方が良い。
「八風吹けども動ぜず!」という言葉がある。
人生には良い追い風が吹くときもあれば、
苦しいアゲンストの風に悩まされることだってある。
そんな風に、
いちいち心を揺れ動かされていたら、
足元がふらついてなにもやれなくなってしまう。
目の前の状況が良い時は、
『あぁ~いろいろな人のお蔭様という”追い風”が吹いてくれたからだぁ~』と受け止め、
同僚や競合店に差をつけられた時は、
『あぁ~今は、追い風が向こう側に吹いているんだぁ~』と、
このくらい自然に受け止めた方が良い。
でも、
それは”勝ち負け”とは違う。
自然に受け止めるとは、
真摯にその状況と向き合って、
自分自身がそのことに取組んできた一つひとつを、
もう一度、
しっかりと振り返り検証しながら次に備えなさいということ。
それも、
目的とした案件に対してだけではなく、
日頃の自分の姿勢や、
考え方、
他人とのやり取りや、
礼儀・礼節といった人としての「在り方」、
ビジネスマンとしての「在り方」を振り返りなさいということ。
そうした基本的なことも含め、
自分自身で自分と向き合い、
『全てのことに悔いなく取組んだ!』と自負できるなら、
それはそれで良いということ。
それこそが、
その時々の生き方や、
仕事に対する「納得感」というもの。
達成感より、
もっともっと大切なのが・・・この「納得感」である。