第2,825号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「シンプルに生きれば悩み事の90%は消えていく!」 -11-

 

他からの評判や情報だけで、
あるいはの一面だけを見て抱いた”感情”は、
ややもすると、
後に全く違った方向に自分が巻き込まれていく。
約束を忘れる。
メールや電話の返信連絡をすぐにしない。
どれも些細なことだけど、
大切なことは、
そういうことを指摘した時に、
”聴く耳”を持っている人物か否かということ。
誰でも忘れることはある。
誰にでも”ついうっかり”ということもある。
一度の一面だけで判断してはいけないということ。
逆にいうなら、
表面的にすごく印象が良くて、
物腰も柔らかく、
いつもニコニコしているような人物。
重要なのは、
その”目に見える”、
”耳に聞こえる”相手の姿と、
その人物の些細な行動とのギャップを測ることである。

企業内の人材育成も同じようなことが言える。
何かが出来ないから。
何やっても満足に出来ないから。
それを”出来るように”指導することではなく、
”出来ないこと”に対して指摘されたことを、
どう受け止めて、
どうリ・アクションを具体的にとっているかを指導することだ。

私の周辺にもそういう人間はたくさんいる。
私などは”現象”に惑わされる方だから(笑)、
ついつい、
表情が豊かで、
物腰が柔らかく、
いつもニコニコしている人は”良い人”と思い込んでしまう。
逆に、
無表情で、
口数も少なく、
存在感の薄い人は”ダメな人”と思い込む。
でも、
いつも結果は違うことが多い。

そういうことに気付いてからは、
私の周辺には、
私との”関係”を求める人より、
私との「関係性」を求める人の方が多く集まるようになった。
そんな彼らや彼女らを見ていると、
みんな一つの共通点がある。

それは”素”であるところ。
”素”だから、
正直に接してくる。
正直に接してくるから、
時に生意気に感じることさえある。
意見のぶつかり合いもある。
そして、
こういう彼らは、
”約束”をしっかりと守る。
そう!
些細なことを注意されたら、
”素”の気持ちで聴き入れるから。

「一切衆生、悉く仏性有り(いっさいしゅうじょう、ことごとくぶっしょうあり)」ということ。

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