《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「シンプルに生きれば悩み事の90%は消えていく!」 -9-
セミナーでも良くお話しさせていただくが、
人生でも、
ビジネスでも”無理は禁物”である。
”無理”とは、
いつも言っているけど「理(理屈=原理原則)」の無いこと。
物事に対して、
諦めずに、
自分の持てる力を最大限に題しきって向き合う。
こういう姿勢はアッパレではあるけど、
世の中には、
どうにもならないことが存在していることも忘れてはならない。
”頑張る”という言葉があるが、
これも”無理”と同じ。
どうにもならないことに果敢に挑み、
『なんとしてでもどうにかしたい!だから頑張る!』
これが、
「やれること」が、
「やらねばならないこと」に変わっていく瞬間だ。
人は、
「”やれること”はやれる!」これが理屈だ。
でも、
「やらねばならいこと」の中には、
どうにもならないこともある。
これは、
「やらねばならないこと」がいつの間にか、
”やれたら良いな”だったことから変化したことに
気付けていない証。
だから、
継続性に欠けてくる。
企業内の人材育成も同じだ。
『君ならできる!出来ると信じて!』といっても、
時間をかけなければならないこともある。
考えてみれば、
私達は、
自分の命さえも、
すでにどうにもならないもの。
この世の中に、
”どうにもならないもの”がたくさんあっても不思議じゃない。
そういう”どうにもならないこと”は、
それをどうこうして変えようとするのではなく、
それ自体を、
「どう受け止めるか?」という一点に絞って
向き合った方が良い。
健康に十分に気を配っていたのに病になった。
『あぁ~あんなに気を付けていたのに』と悔やんだところで、
病にかかったという現実が、
すぐさま覆るわけではない。
そんなことは絶対に在り得ないのだから。
そんな時は、
『少し休みなさいという天の声だなぁ~』と受け止め、
静かに横になっていることである。
どうにもならないことは、
ジタバタしても始まらない。
”あるがまま”をそのままにあっさり受け入れること。
それが「正味の自分」。
どんな人も「正味の自分」でしか人生は生きられない。