第2,779号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生も仕事も全ては”意志力”がカバーする!」 -80-

 

最近は不満や愚痴を先に口にする子供が増えているそうだ。
どうもそれは、
30~50代前半のパパ、ママ世代から受け継がれたものらしいが、
もっと遡ると、
50代後半~70代のジジ、ババ世代の責任があるのかもしれない。
モノが今ほど満たされていなく、
特に60代後半から70代を過ぎた方々は、
戦後の苦しい時代に育ち、
自分の子供にだけは
そんな苦しみを味合わせたくないという思いから、
バブルの頃には
無理してでもいろいろなものを与えてやることが
自分の役割のように思いこんでしまったところもある。
そんな子供達が親となり、
生まれた時には、
モノと情報に溢れかえった今の子供達には、
全てが満たされることが当たり前のように感じている子供が多くいるという。
ある調査で、
世界の子供達の幸福感を調査したところ、
日本の子供達の幸福感が最も低く、
5人に1人しか感じている子供がいないそうである。
ところが、
お隣の韓国や中国では、
5人に3人が幸福感を感じ、家族意識が強いそうだ。
貧しい地域も多く、
家族意識の強い民族文化を持っているとはいえ、
物質的、金銭的な豊かさを感じられなくても、
幸福感は感じるとこが出来るということだろう。

満足感、幸福感に満たされない人間は、
必然的に満たされないことに不満を感ずるようになっていくが、人はそれでは切りがなくなる。
人生も仕事も同じかもしれない。
満たされなくて当たり前。
満たされたらラッキーぐらいに受取ることの方が良い。
期待や欲望が大きければ大きいほど、
人は失望感も倍増していく。
毎日の挨拶だってそうだ。
相手に伝わったかどうかなんて考えないことだ。
自分が”やっているかいないか”だけを考えれば良い。
ましてや、
自分の挨拶で他人様も明るくさせるとか、
喜んでもらおうとか、
それが例え”善の欲求”であれ、
欲は膨らませば膨らますほど失望感は高まってしまう。
だから、
『私は明るく挨拶をしているのにどうして彼は返してくれないの?』という
”我欲”を必然的に生み出すことになる。

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