《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
私の後悔から生まれた教訓”人生の目的”はここにあった!”-61-
人生の”ステージ”はどんどんと変わっていく。
だから、
私達自身も、
どんどんとステージアップしていかないと、
「人生の”目的”」を見失うことになる。
私の受講生の中に、その世界では結構有名な料理人がいる。
雑誌にもよく登場するし、
TVにも出てくる。
そんな彼が、
ある時、
『先生、もう料理を作る気が失せてきて・・・』と心の内を明かしてくれた。
酒を酌み交わしながら、
よくよく聞いていくと、
元々、
会社(お店)のため、
お客様のため!
家族のために!という義務感が彼の心の奥底で眠っていた。
いつもいっているけど、
サービス業でも、
お客様のために、
お客様の喜ぶために、
お客様にお店の価値を届ける・・・・。
こうした義務感に近いスタンスで仕事に取組んでいると、
いつしか、
人はそこから動けなくなっていく。
これがストレスを生み出し最大の原因だ。
人生が”ステージ”である以上。
私達がそこで取組む仕事へのスタンスは
いつもクリエイティブでなければならない。
自分の中に存在する、
そういう”意志気(意識)”と向き合えた時、
はじめて、
人は前向きになる。
よく前向きな言葉を使えば、
行動も前向きになるというような人がいるが、
私達のメカニズムはそんな単純には作られていない。
もしかしたら、
『人生は”目的”を持って生きろ!』という人より、
『人生には”目的”なんかはじめっから無いのかもしれない!と、
こう受け止める人の方が健康なのかも?
さぁ~!
いよいよこのシリーズも明日が最終回。