第2,444号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
私の後悔から生まれた教訓”人生の目的”はここにあった!”-48-

 

セミナーや講演などでいつ話させていただいているが、
私達は”感情の動物”でありながら、
その「感情」をコントロールすることは出来ない。
『ないも感じないでいよう!』
こう口にしてもそれは不可能なこと。
でも、
自分の「感情」を振り返ることは可能。
自分の「感情」を振り返ることで、
その時の、
精神状態や環境状態も把握できる。
私達にやれることは、
その上で、
どうすることがベストで、
そのために”やれること”は何かを考えること。
無理に「感情」をコントロールしようとしても、
そういう状態の継続は難しく、
ストレスを生み出すことになるだけ。
取組んでみて無理なことは、
やはり無理。

いけないのは、
何もしないでそれを決めつけることだけはダメだ。

それ以上にもっといけないのは、
『出来ないよ!無理だよ!』という言葉を
『出来るかもしれない!』に変える。
決めたら、
出来ると信じて取組む。
一見、
良いように聞こえるが、
言葉を変えるだけで、
自然と行動に移せるといった新興宗教じみたことは、
思うようにいかない時には、
さらにストレスや苦痛を生み出すことになる。

”言葉”は「言霊」。
比叡山の大僧正がこんな話をしてくれた。
『言葉とは”言霊”なり、
己の意識の無いところでいくら言葉だけを口にしても、
”言霊”の魂には届かない!』
結局、
私達人間は”感情の動物”であると同時に「意識の動物」。
大切なことは、
その人の意識や、
物事に取組む日々の姿勢なのである。

日々の自分の「感情」を
ことあるごとに振り返ってみると良い。
きっと同じパターンで繰り返されている。

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