《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
私の後悔から生まれた教訓”人生の目的”はここにあった!”-29-
ポジティブな人にも問題点があるように、
ネガティブな人にも同じように問題がある。
ネガティブというと、
暗いとか、
後ろ向きとかのイメージだが、
良いところは、
慎重で、
あらゆる角度から検証を重ねて行動に移すという、
素晴らしい長所も持ち合わせている。
ただ、
ネガティブな人は、
『人生は辛い!苦しい!』
『あぁ~俺は何をやってもダメだなぁ~』
こんなふうに思い込んで落ち込むと、
なかなか、
その落ち込んだ穴から抜け出すことができなくなる。
自己批判の底なし沼に落ち込むと、
誰かが助けに来ても、
いかに自分が無価値観な人間かを力説するだけで、
いつしか、
助けに行った周りの人達も、
その人にうんざりしてくることさえある。
ネガティブ思考の人の特徴は、
わざとネガティブな自分を演じるかのように、
その底なし沼に、
少しづつ少しづつ自分で近づいていき、
周りの人達にSOSを発信してくる。
そして、
周りの人達が真剣に相談に乗っている時は、
全く真逆の自分を出して降り回しておきながら、
いつの間にか、
ケロッとしているようなところがある。
ネガティブ思考の人の一番の問題点、
それは、
自分には無理!
自分には出来ない!
自分は誰かさんとは違うからと言いながら、
”自分には出来ない”
”自分には無理”
こうしたフレーズを口にすることで、
自分の責任を回避しようとしていく。
人間社会は、
こうしたネガティブ思考の人と、
ポジティブ思考の人がお互いに綱引きをしながら、
バランスをとっているのかもしれない。
ポジティブ思考の人は、
自分を大きく見せようとせずに。
ネガティブ思考の人は、
自分を卑下せずに、
互いに、
目の前の「やれること」だけを懸命にやれば良い。