《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「未来はチョッとしたことで変えられる」 -52-
『自分のことが好きなれないんです!』
まだこう口にする人はなら軽症だ。
重傷者になると、
”理想の自分”に達してもいないのに、
自分は完ぺきで、
理想的だと思い込んでいるから厄介だ。
こうなると、
本来の自分を取り戻すにはかなりのエネルギーが必要になる。
まずは、
素直になることだ。
他人の意見を聴く耳を持つこと。
こういう人は、
他人と話をする時に、
表面的な調整しかしてこない。
『そうですよねぇ~』とか、
『なるほどぉ~』と相槌だけは頻繁に打って来るけど、
心の中は、
自分の損得だけでを図っているから、
自分の利にならないと感じたらすぐさま離れていく。
言い換えると、
本当の自分と向き合うのが
怖くて怖くて仕方がない小心者。
本当はそれを自分が一番よく知っている。
だから、
余計に素直になれない。
素直になれたら、
次に、
”自分は未熟”であると知ることだ。
これも、
こういう人にいうと、
表面的には、
『私なんかまだまだですよ!』と返してくる。
”まだまだ・・・”ということは、
『あなた達よりは少しはマシだよ』と言っているのと同じ。
私達の中に、
凄い人など存在しない。
完璧な人など存在しない。
そんなこと考えれば判ることなのに、
誰かが、
『禰宜先生は凄いですね!』という。
それはそれを言う人が、
自分自身と比較して語っているだけ。
それも一部の専門的なことだけを指して。
ある一部分をとったなら、
私よりはるかにその人の方が凄いはずだ。
人はみんな、
一人ひとりが、
誰かと比べて凄いところがあり、
誰かと比べて劣るところを持っている。
だから、
一人ひとりにそれぞれの魅力があるんだ。
これも”真理=「原理原則」”だ。