第2,299号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「職場の人間関係はここがポイント」 -13-

 

”フレーミング”という言葉がある。
写真や絵画の制作で、
大きななどを検討して決めるあの”フレーム”。
そこから「リフレーミング」という言葉が、
心理学の中にあるが、
これは、
事実に対して与えているイメージや意味づけを、
異なる見方や切り口から捉え直して見ることをいう。
つまり、
”短気な人”というのは、
見方を変えれば、
決断が早く、
思いをストレートに伝える能力のある人となり。
”暗い人”というのは、
落ち着いた雰囲気の人であり、
”優柔不断”な人というのは、
慎重な人ということになる。

そういえば・・・、
私のセミナー受講生でも、
受講中はやけにテンション高く、
積極的で、
リーダーシップを発揮している人が、
必ずしも、
受講後もそうであるとは限らないし、
反対に、
セミナー中にさんざん苦労させられた受講生が、
そこで得た”気付き”を10年以上も継続実践しながら、
成功している人もいる。

人の「本質」ほど見え難いものは無い。

職場の中にもそういう人はたくさんいる。
一見すると、
怖そうで、
口調もキツイ上司。
反して、
いつもニコニコして、
優しい言葉を投げかけてくる上司。
第一印象は誰でも後者の上司に惹かれるだろうが、
その「本質」は・・・すぐには判らない。
まっ、
65年生きてきて、
仕事も人事畑40年。
採用面接を50,000件以上の経験からいうなら、
初対面から調子が良くて、
満面の笑顔で近づいてきては、
人の話を最後まで聞かずに、
同調するような相槌が多い人とか、
自分をさもストイックに見せているような人は要注意。

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