《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「自分は心が”折れ易い人か折れ難い人”か?」 ー25-
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」という名言がある。
これはあの平家物語の書き出しの部分だが、
この中の「諸行無常」とは、
この世の中の全てのものは生まれては消えていき、
その間は常に変化し同じ状態であるものは存在しないという意味だが、
私達はややもすると、
目の前に悲しいコトや辛いコトが立て続けに起きたりすると、
これから先もずっと同じ状態が続くのではないだろうかという、
強い不安に駆られるものだが、
「時」という流れが止まらない以上、
私達の生きるこの世界には、
良いも悪いも”同じ状態が続くコト”は在り得ないのだ。
3年から5年くらい前の自分を思い出してみると良い。
あれだけ苦しんで悩んでいた自分。
あれだけ順調で全てが上手く行っていた自分・・・・。
それが今ではどうだろうか?
いま抱えている悩みも数年すると笑い話になり、
いま満たされている気持ちも、
そのことに奢れ油断しているととんでもないことになるということ。
言い替えるなら、
「何が起きようと焦らないコト、どんなに好調だろうと油断しないコト」
これを忘れずに目の前の「やれること」を懸命にやることが、
いかに大切かという教えの言葉である。
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