《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”人生を方向転換させるには「コツ」がある”」ー10-
私のクライアント先の元役員さんのⅯさん。
和歌山で大きな梅農園を営まれているが、
実は両手の中指と薬指がそれぞれ2本づつ第一関節から事故で無くされている。
それに気付いたのはⅯさんと知り合ってしばらくしてからのことだった。
ある時、
2人で酒を酌み交わしていると、
『先生!実は私・・・・自分の不注意から・・・・』そういいながら、
両手を広げて見せてくれた。
私はそれまで気付けないでいた自分に対して情けなくなった。
でもこの方は、
ゴルフをする時もそんなことは何一つ口に出さなかった。
クラシックバレエのストレッチも「ミスター・スクール」というチームを一緒になって立ち上げてくださり、
私より年上にも関わらずいつも果敢に挑戦されていた。
あのベートーベンも耳が聞こえなくなっても作曲を諦めなかったという。
作曲家にとって音が聞こえないのはもう致命的なこと。
Ⅿさんだってそうだ。
梅の生産農家としての仕事は五体満足で向き合ってもかなりの重労働のはず、
そんなⅯさんから私は多くの勇気をいただいた。
世の中には、
「やれること」ですら”やりもしないで・・・・”、
『無理です』
『何ぜこんなことやるんですかぁ~理解できません』などと、
御託だけは一人前に口にするが、
全く行動しない輩がどれだけ多くいることか?
無理かどうかなど「やってみなきゃ判らない」こと。
それをやる必要性がどこにあるのか?
そんなことは「やれば判る」ことなのに、
そんなことすら理解できないレベルでは、
社会人として生きていくことなど難しくなって当然のこと。
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