第5,485号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”ポジティブ”でなくてもいいから「前向きに」生きよう!」ー15

夢に向かって生きている人”が輝くのではない。
足元の小さな目標を積み重ね
昨日よりは今日と生きている人だけが地に根を張り、
人生をしっかりと自分のものにしていく
・・・そういう人が最後に輝く。
遠くにおいて夢を追いかけたり、
大きな目的に向かっていつもそれを意識しながら生きている人は、
その結果がなかなか自分の前に形をして出てこないと、
そこに強いストレスを感じやがて不満だけが溜まっていくことになる。
私が居合道を始めたのは15年前のこと。
はじめて道場に出向き、
師範の模範演技を見せられた時、
真剣を手に竹を一刀両断にした姿を見た時は、
自分の眼が大きく見開き瞬きも出来なかったのを覚えている。
『早く自分も真剣を手に俵や竹を切ってみたい!』
ところが15年経ってもいまだその域には到達していない。
そんな私も15年かけて、
一歩一歩師範の教えを受けながら積み重ね、
いまでは5段という有段者になりやっと大根を切り落とすまでには至ったが、
それも私の切った大根は切った瞬間から刀を鞘に納め、
もとの姿で大根が3秒以上その形を残していることはない。
つまりすぐ床に切り落とされた大根が落ちてしまうのだ(笑。
『あの師範のようになろう!』
そんな先の目的や夢に惑わされているようではまだまだということ。
クラシックバレエのピルエットも『回ろうとすると回れないですよ』と、
いつも先生に指摘されるが、
意識はどうしても『先生のように回りたい!』に先走る。


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