《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人間力を強め高め自分自身の魅力を知ろう!」 ー25-
25回にわたりお届けしてきたこのシリーズも今日が最終章になる。
人の「魅力」。
正にこれが「人間力」といえるが、
どうも多くの人はその指先を相手に向けがちになる。
例えばサービス業などでは、
”お客様にとって魅力的な存在”になることがリピートにつながるとか、
商品やサービスをそれを行う人を通じての”お役立ち”とかが”差別化”につながる。
こういうことが書かれたビジネス本も多くあるが、
もう今の時代は商品のスペックやサービスの差などでは”差別化”は生まれない。
中には、
自分の店や働く人が周囲の人にとって魅力的な存在になると、
その魅力が広がって世の中の風土や調和を高められていくといった新興宗教的なことまで書かれたものもある。
私達は”周囲へのお役立ちを実践すること”で「人間力」が高められ、
それがその人の「魅力」になるわけではない。
”周囲の人にとって魅力的な存在”になるとか、
”周囲へのお役立ちを実践する”という意識そのものが、
相手からの評価を得たいという”自我”でしかないということに気付くべきだ。
いつも言っているが人生は”相手”ではなく「全てが自分」でしかない。
「人間力」を高め魅力ある人になるには、
「自分自身がどう在るか?」だけが問われる。
まずは、
自分自身の足元見据え自分自身に指先を向けて生きること。
それを外から見てどう感じどう受け止めるかは相手の問題。
「人間力を強め高め自分自身の魅力を知る」には、
まずここからだ。
明日からはまた新しいシリーズで!
コメントを残す