《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「「リーダー」という役割の”仮面”」 ー35-
MGRの仕事の中には部下に対して、
「自分が誰から評価されているのかを理解させる」というのがある。
これは、
『君の評価は私がするのだから私の言うことを聞きなさい』という、
”忖度の有無”を伝えるものではない。
まっ、
時折、
こういうことだけを武器にして部下と向き合っている愚かなMGRもいる(涙。
これはマズローの欲求五段階説に出てくる「自我の欲求」というもので、
人は誰でもが「誰かに評価されたい!」という欲望で動いている。
誰かに評価されその対価として給与や役割を得ていくのが社会の仕組みであるいじよう、
それを「正しく理解させる」こともMGRの役割になる。
会社組織においては、
一般社員は監督者に評価され、
その監督者はその上の管理者に評価され、
管理者は役員に評価されその役員は社長に評価される。
そしてその社長ですら、
社外のお客様や取引先、
株主やあらゆる関係者・・・、
つまり「社会全体」からの評価を得ているのである。
これは私達が生活している社会のごく当たり前のことなのだが、
組織の中で”問題”と言われることが多く発生するところは、
この社会のごく当たり前のことに気付けていない。
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