第2,228号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「”関係性”の時代に自分とどう向き合うか?」 -12-

 

こちらがいくら冷静に対処しようとしても、
相手が粗暴犯のような人間はたくさんいる。
昨日までは、
満面の笑顔で、
無理しながら
自分を演じているような人間にはそういうタイプが多い。
日常のストレスが溜まり込んでいくのだろう。
自分の”意に反する”状況を前にすると、
突然として、
一方的な態度に変身したり、
日常でも、
『なんだぁ~!この企画書は?
こんなのとおると思ってんのか?バカ!』と、
罵声を浴びせ、
机をたたきながら部下を怒鳴る管理職。
レストランで待たされると、
『いつまで待たすんだよぉ~!もう20分も経ってんだぞ!』と、
レストランのスタッフを怒鳴り飛ばす客。
家庭内でも、
『疲れて帰ってきてんのに、こんなモノしかないのか?』と、
ちゃぶ台をひっくり返さんばかりに怒る夫。
そんなの星飛雄馬のお父さんぐらいと思った大間違い。
結構いる。
こういう”自己ノン・コントローラー”といわれる人が。
こういう人は、
言い方や態度を変えると、
どんな違いが生まれるかという可能性に気付けていない。
『ちょっと表現が抽象的なところが多いなぁ~。
この部分など、
〇〇の事例を入れて具体性を高めると、
もっと良い企画書になると思うよ』と変えてみたら、
そこにはもっと違った展開の生まれるのに。
怒鳴り飛ばしたり、
一方的に、
『あんたとはもう付き合わないよ!』と口走ったところで、
一時的に
自分はスッキリした気持ちになったつもりでいるだろうが、
結局のところ、
自分が求める結果は得られることはまず皆無といえる。

「関係性」を築くうえで大切な一つは”自己コントロール能力”。
先を読めとはいわないが、想像力も大切なポイント。
それも、
感情を基準にした想像力ではなく、
「原理原則」に基づく想像力が。

 

禰宜猛のアバター

投稿者


最近の投稿


カテゴリー