第2,227号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「”関係性”の時代に自分とどう向き合うか?」 -11-

 

「関係性」を築くのが下手な人は、
まだ起きてもいないけど、
『これから起こるであろう』と、
勝手にネガティブが思考が働きやすい特徴がある。
『私がこんな提案をしたら部長はきっと怒るに違いない!』
『今日の会議でこれを提案したいんだけど、
〇〇課長あたりがチャチャ入れそうだよなぁ~』とか。
こんなことも、
少なからず誰もが経験しているはず。
まだ反対されたわけでもないのに、
まだ邪魔をされたわけでもないのに、
勝手に決めつけて、
一人で毒づいたり、
舌打ちしたり・・・・・ね(笑。
『この話はここから切り出して・・・・
課長がここでこういってきたら、
こう切り返して・・・・でも、
あの課長のことだから・・・・あぁ~ムカつく!』
こうなるともう、
『あいつさえいなければ‼』の状態になる。
勝手にひとりで、
相手への警戒や不安から、
怒りや嫌悪を増幅させているから、
もう心の中は堅い鎧をまとって、
手には剣を握りしめているような感じ。
面と向かった時には、
もう勝手にテンションが上がってしまって、
すでに攻撃態勢に入っているようなもの。
これでは、
穏やかに話を聴こう(・・・と思っているかもしれない)としている課長はその気も失せる。

このような図式は、
日常生活の人間関係の中でいたるところにある。
悲観的な人に、
楽天的になれというのは無理でも、
『悪い想像を勝手に膨らませるな!』とはいえる。

私達の日常生活には、
一国の大統領や外務大臣が、
最悪の時に備えなくてはならないほどの、
人間関係で大きな「関係性」を不要とすることなど
そうそうあるものではない。
「関係性」を上手く築くには、
勝手なシミュレーションはしない方が良い。

≪無策の策に勝る策無し!≫である。

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