第2,226号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「”関係性”の時代に自分とどう向き合うか?」 -10-

 

誰でも人は長所があり欠点がある。
欠点ばかりを責めていては、
「関係性」の距離感は縮まらない。
他人の良いところを探して見ていくことも
大切なことではあるが、
”良いところだけ”を拾い集めていくことはやめた方がよい。
『あぁ~!先生と出逢えて最高です!』
『〇〇さんに逢えて良かった。もし出逢えなかったら私の人生はどうなっていたか?』
そんなことは、
死ぬ時を迎えなきゃ判らない。
『素敵な人と出逢えた!』とハシャギ、
そのうち、
『裏切られた!』といって離れていく。
相手の魅力と、
勝手に自分が”思い込んで”いたところの他に、
もっとその人の奥深い魅力を感じられたり、
もっともっと知らないところで、
厳しさの裏にあるその人の優しさや、
想いを感じることができたかもしれないのに、
自分で決めた”枠”の中だけで相手を見ていたから、
”関係”をもが断たれてしまう。

”関係”が断たれれば、
「関係性」を築くことは不可能。

表面的な”関係”を「関係性」と勘違いしている人は、
心の奥底では、
相手を”信頼”していない。
だから、
いつも宙ぶらりんで落ち着かない。
心が留まらないのである。
何の根拠もないのだが、
漠然とした不安や不信、
猜疑心が自分の心の中に渦巻く。
こういう経験は誰しもしたはず。
そのままにしておくと、
それは”蟠(わだかま)り”となり、
シコリとして残っていく。

そして、
考えなくてもよいことまで考えだし始める。

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