《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「職場を100倍楽しくするには?」 -94-
「猿の尻笑い」
『ハハ!おい!お前の尻は真っ赤だぞ!恥ずかしくないのか?』
こうやって、
人の行動や姿にはすぐに反応して、
『だめですよ、あんなやり方じゃ!』
『あれなら馬鹿でもできます!』と、
他人の行動や姿を批判しては、
『俺はお前達とは違うんだ!』とアピールする。
「猿の尻笑い」
仲間のサルの尻が赤いのを馬鹿にして、
批判しているが、
実は、
自分の尻も赤いことに気付けていない。
とかく人は、
自分の欠点には盲目なところがある。
私も同じだろう。
だから、
いつもセミナーで、
”受講生に問いかけながら己に語る!”
これを忘れると、
上から目線の知識の押し売りセミナーになるから。
人は良いも悪いも、
感情の生き物だから、
気付かないうちに、
激しい言葉や態度を表に出してしまうことがある。
そして、
時が経つと、
必ず後悔する。
そんな私達が”キレない”ための「5つの具体的対策」。
1.焦らない!
まずは”焦らない!ことだ。
人は歩いていてもスポーツをしていても、
”焦ると”ろくなことはない。
やるべきことを忘れ、
ついつい目先の損得を考えて行動しがちになる。
これがまず”キレる”最大の原因。
2.口から発する前に一度”呟け”。
思わず口から”キレる”言葉が出かけたら、
一度、
心の中で”呟く”ことだ。
『まずい!』と少しでも感じたら飲み込め。
状況が許すなら、
”キレ”かかっている自分の気持ちを、
一度、
紙に書きだして見ることである。
客観的に見返してみると、
いかに自分が礼儀・礼節に欠けているかも気付けるかも。
この”礼儀・礼節”に欠けていたら、
その”キレ”は全てが保身・自我の塊だ。
3.時間を置く。
自分の気持ちとは裏腹に進む状況。
そういう状況が生まれると、
自分の気持ちが苛立ち始める。
”キレる”人は、
その状況を無理やり、
性急に自分の考える方向に向けようとする。
渋滞する道路で、
ブーブークラクションを鳴らしたところで、
前の車も動けない。
その状況が変わるわけではない。
”キレ”そうになったら、
心の中でゆっくり10数えてみるとよい。
明日は残りの二つを!