《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「職場を100倍楽しくするには?」 -58-
「自己ミッション」は前を見ていないと気付けない。
運転して、
一番多い事故は”わき見”だそうである。
異常なスピードを出していない限り、
大概のものなら、
事前に目視確認がやれて、
それがやれるようになると、
左右、後ろへの注意も向けられるようになる。
これが運転技術の基本というもの。
人生でも、
職場でも、
大切なことはこれと同じ。
そのためには、
下を向いていてはダメ。
いつも前を向いて取組むこと。
『これ・・・苦手なんだよなぁ~!』
『こんなことやって何んになるのぉ~!』
『なんでいつも俺ばかりなのぉ~?』
こういう意識で仕事に取組んでいることが”下向き”ということ。
こういう状態では、
車の運転と同じで、
事前に様々なものはキャッチが難しくなる。
先日、
こんな事例があった。
『上司が明日9時に電話をする!といったのにしてこない。
もう何回も、
こういうことがある。
あの上司はそうやって簡単に嘘をつくんです』
聞いているとこの彼のいうことがまともなように聞こえるが、
”前を向いて取組め!”とは、
そういうことを正しなさいとか、
そういうことを許してはいけないとかいう問題ではなく、
向こうからかかってこないなら、
こちらから電話をすればよいだけのこと。
『なんでしてこない!』
『なんで自分だけ・・・・』
こういう姿勢は自分を閉じてしまっておるのと同じ。
閉じた姿勢でいると、
筋肉はかたまり、
動きは鈍くなる。
(これはバレエの先生から教えられた”原理原則”)。
常に意識は自分。
基準は自分。
これが”楽しさ”を生み出す原点。