第5,196号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「「意志力」だけが自己を変える!」    ー21-

自分を変えたい”と四苦八苦し、
いろいろな資格の取得に走ったり、
サラーマン生活に嫌気がさして、
独立すれば思い通りにいくだろうと起業する人もいる。

今日のは少し長くなりますが「気付きのキッカケ」に!

昔、
インドにアリ・ハフェドどという大富豪がいた。
ところがこの大富豪のところに一夜の宿を乞うが僧侶から、
この世界がどうやってできたかを聞かされ、
その過程で生まれたダイヤモンドの値打ちは凄いもので、
それを手に入れさえすればもっと多くのモノを手に入れられると教えられた。
何不自由なく生活していた彼もこの話を聞いてからは、
その毎日の生活に満足できなくなり、
全財産を使って土地と家屋を売りダイヤモンド探しの旅に出た。
ところが何年してもダイヤモンドは手に入らず、
彼はスペインの果てのジブラルタルの海に身を投げて自殺した。
時は流れ、
アリ・ハフェドから土地と家屋を買った農夫は、
ある暑い日の午後、
必死になって土地を耕していたロバと、
喉を潤そうと自分の土地に流れる小川に水を飲みに来た時、
そこに摩訶不思議な光を放つ石ころを見つけ、
その”石ころ”を大切に持ち帰って家の暖炉の上に飾った。
数年して、
あの大富豪のアリ・ハフェドに一夜の宿を乞うた僧侶が、
また同じように訪ねてきた。
そして暖炉のある部屋に通された僧侶は目を丸くして驚いた。
『こんなところになぜこんな大きなダイヤモンドが?
そうかあの人がついに見つけて戻ってきたのか?』
すると農夫は、
『それはもしかしてこの土地の元の持ち主では?』
『そうです姿が見えないからまだ旅の最中かと?』
『あの方はここを売り払っていかれたのです・・・』

この話をどう受け止めるかは人それぞれだが、
結局、
アリ・ハフェドは長い旅に出ることなどしなくとも、
自分の土地をロバと一緒になって懸命に耕していたら・・・ね。

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