《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー204-
”悩み”を生み出す原因にもう一つ厄介なものがある。
それは”取り越し苦労”というものの存在だ。
これに陥る人は、
自分で自分の”墓穴”を掘っている愚かな人間だ。
こういう人にはまず、
「積極的意識」が芽生えることはほとんどない。
それが自分の「心(意識=脳)」で捉えた瞬間から、
それに対する、
不安と恐怖に苛まれ、
自分で自分をどんどんと起き詰めていく。
でも・・・・、
「まだそうはなっていない」・・・・のにだ。
こういう人の場合は、
よしんば、
「本当に心配すべきことを心配した場合」も、
”心配しなくてもいいことを心配した場合”も、
いずれも結果は「同じ結果」がやって来ることになる。
すなわち、
”取り越し苦労”をすればするほど、
その人の心の状態は、
その心配事が起きてしまった後よりも悪い状態に誘い込まれ、
その心配事よりもはるかに重要な、
自分の「”命(健康状態)”」にまで悪影響を及ぼすことになる。
「百害あって一利無し」のこの状態ほど、
エネルギーを無駄に使い、
何の意味も無いことに、
振り回されていると気付かなくてはならない。
こういうのを”「命(エネルギー)」の無駄つがい”という。